PR
- Windowsで使える会計ソフトを知りたい…
- 会計に使う時間を削減し、他の業務に集中したい…
- 知識がなくても簡単に使える会計ソフトを知りたい…
会計ソフトの選び方を間違えると、業務効率化どころか、余計な時間を使ってしまいます。しかし、事業を始めたばかりだと知識もなく、何を選ぶべきかわからないものです。
この記事では、会計ソフトを選ぶポイントを解説した上で、Windowsで使えるおすすめの会計ソフトを5つ紹介します。
会計に使う時間を削減し、事業を効率良く伸ばしていきましょう。
Windowsで使える会計ソフト
会計ソフトは、大きく分けて2つに分類できます。まずはそれぞれの特徴を知った上で、どちらを選ぶか決めましょう。
- クラウド会計ソフト
- インストール型会計ソフト
クラウド会計ソフト
クラウド会計は、Mac・Windows関係なく利用できます。税理士とデータを共有したい場合は、クラウド会計ソフトを選べば間違いありません。
クラウド会計のメリットは以下の通りです。
- 複数人でデータ共有ができる
- インターネット環境があれば利用可能
- 税制改正にもバージョンアップで対応
クラウド会計のデメリットは2つあります。
- 月額料金がかかる
- オフラインでは使用できない
メリットもいくつかありますが、インストールの必要もなく手軽に使えます。初期費用も抑えられるので、初めての会計ソフトにおすすめです。
【Windows対応】インストール型会計ソフト
インストール型は、最初にパッケージを購入して使用する会計ソフトです。ほとんどの場合はWindowsに対応していますが、データを共有する相手がMacの場合、データ共有できない可能性があります。
インストール型会計ソフトのメリットは以下の通りです。
- 買切り型でランニングコストを削減できる
- カスタマイズ性が高く、データ分析しやすい
インストール型会計ソフトのデメリットは3つあります。
- ソフトの種類が少ない
- Macに対応していない場合がある
- 税制改正のバージョンアップに別途費用が必要
長期的に見れば、コストを抑えられるのが魅力です。しかし、上記のデメリットには注意しなければいけません。
チェックポイント
インストール型は機能性が高いので深く分析できます、しかし、簡単な会計であればクラウド型で十分です。
Windows対応クラウド会計ソフトの選び方
会計ソフトといっても特徴は様々です。失敗しないためにも、クラウド会計ソフトを選ぶ際には以下5つのポイントを抑えておきましょう。
- 想定ユーザー層
- 使用プラン・料金
- 機能
- サポート体制
- 操作性
想定ユーザー層
各会計ソフトには、想定ユーザー層が設定されています。業務効率を上げるためにも、あなたの事業に合った会計ソフトを選びましょう。
- 事業規模
- 会計スキルのレベル
- 特殊な勘定項目の有無
想定ユーザー層はほとんどの場合、各会計ソフトの公式サイトに記載してあります。
この記事でも後ほど紹介するので、ぜひ参考にしてください。
使用プラン・料金
クラウド会計ソフトを利用する際、気になるのがコストです。具体的に、以下3つの料金を確認しましょう。
- 月額料金
- 初期費用の有無
- 無料トライアル期間
なるべく安く済ませたいと思うのは当然ですが、サポートや機能なども比較して選ぶ必要があります。
- 会計スキルが低い場合
- 手厚いサポートのプラン
- 事業規模が大きい場合
- 特殊な会計業務ができるプラン
目的に合ったプランを選択し、効率的な経営をしていきましょう。
機能
会計ソフトやプランによって、使える機能が違います。あなたの求める機能が備わっているか、事前に確認しておきましょう。
- 決算書・申告書の作成
- ユーザー・端末の制限数
- データ閲覧期間・出力数の制限
機能が多いほど便利ですが、コストが上がります。しかし、あまり料金の低いものだと機能が少ないため、バランスを見て選んでください。
サポート体制
サポート体制の手厚さも、会計ソフトを選ぶ上で見ておくべきポイントです。わからないことや不備があった場合でも、素早く対応できればロスはありません。
- 画面共有サポート
- 連絡方法(電話・メール・チャット)
- 相談(ソフトの導入・操作方法など)
とくに経理の知識がない場合は、サポートの厚い会計ソフトを選ぶのがおすすめです。
サポートの手厚い会計ソフトを選べば、初心者でも安心して利用できます。
操作性
業務を効率化するために会計ソフトを導入しても、操作性が悪ければ逆効果です。操作性の悪い会計ソフトは、労力と時間を無駄に使います。
例えば、操作性に関しては以下のポイントを確認しておきましょう。
- スマホで操作できるか
- 複式簿記で記帳できるか
- 仕訳項目をAIで判定できるか
チェックポイント
経理知識の有無やスキルによって必要な操作性は違います。無駄な補助システムがあると逆に使いにくいので、あなたのレベルに合わせて選んでください。
Windows対応のクラウド会計ソフト5選
Windowsで使えるおすすめのクラウド会計ソフトを、わかりやすく表にして比較しました。それぞれ詳しく紹介していくので、あなたに合った会計ソフトを見つけてください。
freee | マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 オンライン | やよいの 白色申告オンライン 青色申告オンライン | 会計王 | |
タイプ | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | インストール型 |
想定ユーザー層 | 小規模法人 個人事業主 会計業務初心者 | 個人事業主~ 1万人規模の企業 会計業務経験者 | 中小規模法人 会計業務初心者 | 個人事業主 会計業務初心者 | 中小規模法人 個人事業主 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 買い切りのため無し |
料金 | 法人向けプラン 1,980円/月~ 個人事業主向けプラン 980円/月~ | 法人向けプラン 3,980円/月~ 個人事業主向けプラン 980円/月~ | 16,000円/年~ | 4,000円/年~ *白色申告は永年無料プランあり | 希望小売価格 40,000円 |
無料体験プランの期間 | 最大30日間 | 1ヶ月 | 1年間 | 1年間 | 30日間 |
それぞれ詳しく紹介していくので、あなたに合った会計ソフトを見つけてください。
クラウド会計freee(フリー)
会計初心者でも簡単に使えるクラウド会計ソフトです。コストパフォーマンスも高く、初めての会計ソフトに向いています。
『freee』は、AIが自動的に勘定科目や仕訳を判断するので、記載ミスがほぼありません。銀行口座やクレジットカードを登録しておけば自動でソフトに取り込み、余計な手間を減らせます。
しかし、会計スキルの高い人には見慣れない書式で、使いづらいと感じることも。
30日間の無料期間があるので、まずは試してみるといいでしょう。
想定ユーザー層 | 小規模法人、個人事業主 経理や簿記に慣れていない 会計業務初心者向け |
利用プラン・料金 | 法人向け会計ソフトfreee(初期費用0円) ・ミニマム:1,980円/月 ・ベーシック:3,980円/月 ・プロフェッショナル:39,800円/月 個人事業主向け確定申告ソフトfreee (初期費用0円) ・スターター:980円/月 ・スタンダード:1,980円/月 ・プレミアム:3,316円/月 *すべて税抜き価格 |
基本機能 | 記帳作業 入金・支払い管理 見積もり・請求書・納品書作成 確定申告書類の作成 (確定申告ソフトfreee:白色・青色対応) 決算書の作成(会計ソフトfreee) e-Tax対応 (マイナンバーカード、ICカードリーダー別途必要) |
サポート体制 | チャット・メールサポート 電話サポート (会計ソフトfreeeベーシック以上) |
操作性 | ソフト上のタブを選んでいくだけで、誰でも直感的に入力ができるのが売り 銀行口座、クレジットカードなどの取引データは自動で仕訳登録 アプリを使えばスマホカメラで領収書を読み取り可能(個人事業主向け確定申告ソフトfreeeスタンダードプラン以上) |
マネーフォワード クラウド会計
個人事業主から、1万人規模の企業まで想定した会計ソフトです。請求書や納品書の作成など、機能が充実しています。
会計スキルの低い人にはやや使いづらいですが、使いこなせば便利です。取引データの一括仕訳登録などを使えば、日々の業務を効率化できます。
『マネーフォワード クラウド会計』は、1ヶ月間を無料で利用可能です。
気になる人はまず利用してみて、自分に合うか確認してみてください。
想定ユーザー層 | 個人事業主から1万人規模の企業も想定 会計業務に慣れた担当者や個人事業主向け |
利用プラン・料金 | 法人企業向けプラン(初期費用0円) ・スモールビジネス:3,980円/月 (年額プラン:2,980円/月) ・ビジネス:5,980円/月 (年額プラン:4,980円/月) 個人事業主向けプラン(初期費用0円) ・パーソナルミニ:980円/月 (年額プラン:800円/月) ・パーソナル:1,280円/月 (年額プラン:980円/月) ・パーソナルプラス:2,980円/月 (年額プランのみ) *すべて税抜き価格 |
基本機能 | 会計・確定申告書類作成 請求書・納品書作成 経費精算 給与計算 勤怠管理 マイマンバー管理 e-Tax対応 (マイナンバーカード、ICカードリーダー別途必要) *プランにより利用できる機能に一部制限があります。 |
サポート体制 | チャット・メールサポート 電話サポート(パーソナルプラス) |
タイトル | AIがビックデータを元に勘定科目を提案し自動入力・自動仕訳をサポート 複式簿記形式での入力画面 スマホアプリあり |
弥生会計オンライン
弥生会計のクラウド型会計ソフトで、中小規模法人向けに作られています。弥生会計はインストール型で実績があるため、税理士にも使い慣れた人が多いです。
インストール型に比べると機能は劣ります。しかし、その分リーズナブルな料金に設定されており、操作性もシンプルです。
無料体験期間が1年と、会計ソフトの中でもとくに長く設定されています。
無料で確定申告まで利用できるのは、大きなメリットです。
想定ユーザー層 | 中小規模法人、経理や簿記に慣れていない初心者 |
利用プラン・料金 | セルフプラン:初期費用0円 すべての機能が1年間無料で体験可能なプラン(次年度以降26,000円/年) ベーシックプラン:初期費用0円/操作質問、業務相談ができるプラン すべての機能が利用でき、15,000円/年(次年度以降30,000円/年) |
基本機能 | スマート取引取り込み、かんたん取引入力 会計帳簿作成 経営状況レポートのグラフ表示 法人決済書類作成 会計事務所とのデータ連携 |
サポート体制 | 電話・メールサポート(セルフプラン:最大2ヶ月初期サポート) 電話・メール・チャット・画面共有サポート(ベーシックプラン) |
タイトル | 日付・金額などの入力のみで複式簿記帳簿を自動作成 銀行明細・クレジットカード取引データの自動取り込み レシートや領収書のスキャンデータ自動仕訳 スマホアプリで撮影したレシートデータを自動仕訳 |
やよいの白色申告オンライン・青色申告オンライン
個人事業主向けに作られた、弥生会計のクラウド型会計ソフトです。初めてでも簡単に申告でき、専門的な知識はほぼ必要ありません。
『やよいの白色申告オンライン』は白色申告以外には使えません。しかし、永年無料プランがあり、機能制限もないので手軽に済ませたい人にはおすすめです。
『やよいの青色申告オンライン』でも、初年度は無料で利用できます。
個人事業主になって初めての確定申告に最適です。
想定ユーザー層 | 個人事業主 はじめて申告をする、かんたんに申告を済ませたい、簿記の知識がない人 |
利用プラン・料金 | 白色申告オンライン ・フリープラン:無料 ・ベーシックプラン:初期費用0円、初年度4,000円/年 (次年度以降8,000円/年) ・トータルプラン:初期費用0円、初年度7,000円/年 (次年度以降14,000円/年) 青色申告オンライン ・セルフプラン:初期費用0円、初年度無料 (次年度以降8,000円/年) ・ベーシックプラン:初期費用0円、初年度6,000円 (次年度以降12,000円/年) ・トータルプラン:初期費用0円、初年度10,000円 (次年度以降20,000円/年) *すべて税抜き価格 |
基本機能 | スマート取引取り込み、かんたん取引入力 確定申告書類の作成 帳簿・レポートの集計 e-Tax対応 (マイナンバーカード、ICカードリーダー別途必要) |
サポート体制 | フリープラン、セルフプラン:無し ベーシックプラン:電話・メール・チャットサポート (質問内容はソフトの操作に関することのみ) トータルプラン:電話・メール・チャットサポート (操作質問に加え、勘定科目や仕訳など会計業務に関する質問も可能) |
タイトル | 日付・金額などの入力のみで複式簿記帳簿を自動作成 銀行明細・クレジットカード取引データの自動取り込み レシートや領収書のスキャンデータ自動仕訳 スマホアプリで撮影したレシートデータを自動仕訳 |
会計王
個人事業主から中小規模法人までカバーする、インストール型の会計ソフトです。Macでは使用できないため、税理士とデータを共有する場合などは注意してください。
インストール型なので初期費用はかかりますが、ランニングコストを抑えられます。また、業界別テンプレートや部門設定など、幅広い機能が魅力です。
いきなり購入するのはハードルが高いという人のために、30日間の無料体験版も準備されています。
気になる人は取り寄せてみて、機能性を体験してみましょう。
想定ユーザー層 | 中小規模法人・個人事業主 会計初心者から上級者まで幅広く対応 |
利用プラン・料金 | 希望小売価格:40,000円(税抜価格) 買い切り販売のみ (30日間無料体験版あり) |
基本機能 | 業界別テンプレート、部門設定、消費税設定などの導入・設定機能 簡易振替伝票入力、振替伝票入力、らくらく仕訳入力、出納帳入力、元帳入力、エキスパート仕訳入力など6種の取引入力機能 賃借対照表・損益計算書の作成 減価償却資産、手形などのリスト作成・管理 資金繰り実績表・予定表の作成 多彩な集計・分析機能搭載 など |
サポート体制 | 電話サポート(購入より15ヶ月) 法令・制度改正時には更新プログラム提供 時期製品リリース時に無償提供 実務解説本付き |
タイトル | 国内金融機関から利用明細を直接取り込み 明細を勘定科目に自動変換 (AIによる自動仕訳) 通信速度に左右されないインストール型特有の安定動作 会計業務の知識や経験のレベルによって、選べる入力方式 |
まとめ
Windows用の会計ソフトは、クラウド会計がおすすめです。今回紹介したおすすめのクラウド会計5選を参考に、業務の効率化を目指してください。
freee | マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 オンライン | やよいの 白色申告オンライン 青色申告オンライン | 会計王 | |
タイプ | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | クラウド型 | インストール型 |
想定ユーザー層 | 小規模法人 個人事業主 会計業務初心者 | 個人事業主~ 1万人規模の企業 会計業務経験者 | 中小規模法人 会計業務初心者 | 個人事業主 会計業務初心者 | 中小規模法人 個人事業主 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 買い切りのため無し |
料金 | 法人向けプラン 1,980円/月~ 個人事業主向けプラン 980円/月~ | 法人向けプラン 3,980円/月~ 個人事業主向けプラン 980円/月~ | 16,000円/年~ | 4,000円/年~ *白色申告は永年無料プランあり | 希望小売価格 40,000円 |
無料体験プランの期間 | 最大30日間 | 1ヶ月 | 1年間 | 1年間 | 30日間 |
業務を効率化すれば、本当にやるべき仕事に集中できます。会計を効率化することは、事業を成長させる有効な手段です。
あなたに合った会計ソフトを利用して、事業を成功に導きましょう。